飲んでいる水道水は1級水?それとも2級水?

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原水が汚れるとまずい水道水になる

水道の味は、原水の質とろ過方法によって決まります。同じ川の水を原水として利用していても、源流近くと下流では味が変わります。

源流近くでは原水が汚れておらす、水道水はわずかに塩素消毒するだけで済むのでおいしく飲めます。ところが、下流にいくほど家庭から出る生活排水などが(処理されているとはいえ)、原水に混じります。すると貯水池や川に藻が発生し、カビ臭の原因になります。

また、消毒用の塩素の量も増えます。塩素はアンモニア窒素と結合し、クロラミンという物質を作ります。これがカルキ臭の原因です。

こうして、カルキ臭、カビ臭のする水道水になります。

「おいしい水道水」とはどんな水?

「水の博士」として多数の著書のある小島貞男氏は、水道水を「特級水」「1級水(上・下)」「2級水」「3級水」の4段階に分けています。

一番おいしいとランク付けした「特級水」は、湧き水や良質の地下水を軽く塩素消毒しただけの水道水です。

次においしい「1級水」は「上」と「下」の2段階に分かれます。「上」は、汚染されない上流の河川水や湖沼水、伏流水を原水とし、緩速ろ過法で作った水です。「下」は、原水は「上」と同様ですが、薬品による急速ろ過法によって作った水です。

その次の「2級水」は、汚染された下流の河川水や、富栄養化した湖沼水を緩速ろ過法によって浄化した水です。 

最後の「3級水」は、汚染された下流の河川水や、富栄養化した湖沼水を急速ろ過法によって精製した水です。

現在は高度浄水処理も加わっているので、この4ランクをそのまま当てはめることはできませんが、良質の原水をわすかに塩素消毒した水、ある
いは緩速ろ過で作った水が「おいしい水道水」だといえます。


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