水道水の安全性はどう確保されている?
2004年に水質基準が大幅改正
水質基準は、厚生労働省により定められています。水質基準は水環境の変化にともない、その都度見直されています。たとえば現在の水質基準は2004年に改正されたものです。
前回の改正(1992年)から十数年が経過するうちに、以下のような問題が起きていました。
- 消毒副生成物に関しては、トリハロメタン類以外にも八口酢酸等の問題や、新たな化学物質による問題
- クリプトスポリジウム等の耐塩素性病原性微生物の問題
- WHO(世界保健機関)においても、飲料水水質ガイドラインを10年ぶりに全面的に改定すぺく作業が進められていた
- 規制改革や公益法入改革の流れのなか、水質検査についての見直しなど、水道水質管理の分野においても、より合理的かつ効率的なあり方を検討すぺきことが求められていた
3.の「WHOの飲料水水質ガイドライン」とは、各国が飲料水の安全基準を策定する際の基礎資料として、世界保健機関(WHO)が勧告した飲
料水の目標水質のことです。発ガン|生物質などの汚染物質ごとに個別の基準値があり、体重60kgの成人が、1日2Lを生涯(70年間)飲用して
も影響が出ない濃度に設定されています。
大腸菌、全有機炭素、アルミニウムなど13項目が追加
2004年改正では、旧水質基準46項目のうち、有機物(過マンガン酸カリウム消費量)など9項目が除外され、有機物(全有機炭素)、アルミ
ニウムなど13項目を追加し、50項目となっています。
また、水質基準を補完する項目として設定されていた「快適水質項目」や、「監視項目」を廃止し、「水質管理目標設定項目」(27項目)、「要検討
項目」(40項目)が導入されました。
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