ミネラルウォーターの原水と殺菌方法の種類
地下水は最も飲み水にふさわしい
市販されているミネラルウォーターは、ミネラル量に差があっても「特定水源より採水された地下水」であることには変わりません。地下水は地球上に存在する水の中で、最も飲み水にふさわしいものです。
なぜなら、地下水は雨が大地によってろ過されてできた水だからです。雨水は地層という天然のフィルターによって不純物が取り除かれ、代わりに地層の中のさまざまなミネラル分を受け取って、生命を育むのに適した水となります。
原水となる地下水には以下のような種類があります。
- 温泉水…自噴する水温が25℃以上の地下水、または、温泉法に規定される溶存物質等により特徴づけられる地下水のうち飲用に適するもの
- 鉱泉水…自噴する水温が25℃以下の地下水、または、温泉法に規定される溶存物質等により特徴づけられる地下水のうち飲用に適するもの
- 鉱水…ポンプ等で取水した地下水のうち、溶存物質等により特徴づけられる地下水
ほかにも湧水(自噴している地下水)、深井戸水(深井戸から取水した地下水)、浅井戸水(浅井戸から取水した地下水)、伏流水(上下を不透水層に挟まれた透水層が河川と交わるときに透水層内に生じる流水)などが原水として使われます。
日本では殺菌・除菌が前提
ヨーロッパのミネラルウォーターは、原則的に無殺菌・無除菌で製造されますが、日本や米国では、原水を加熱殺菌、もしくは同等以上の効力を有する方法で殺菌、または除菌ろ過することが定められています。
殺菌方法には、「フィルター除菌」「非加熱殺菌」「加熱殺菌」があります。日本では多くのミネラルウォーターが加熱殺菌されています。最も安全な殺菌方法ですが、水のおいしさの要素である二酸化炭素(炭酸ガス)、ミネラル分か減少したり、変質する可能性があります。
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